楓、家族になる。のエピソード3をお伝えします。
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EPISODE
01 どうやって家族の一員になったのですか？
02 家族になってから
03 楓の気持ち、雫の気持ち

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EPISODE 3

楓の気持ち、雫の気持ち

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本日は楓くんの気持ちと雫ちゃんの気持ちをお伝えします。
別々にまとめようと思いましたが、時間がかかってしまうためまとめてお伝えいたします。

スノウフ：それでは本日がインタビュー最後となります。本日はお二方、よろしくお願いいたします。

楓：あい。

雫：ええ。

スノウフ：それでは、まずは楓くんから今の気持ちを聞いていきたいと思います。
家族になって約6ヶ月経ちますが、今はどのように生活していますか？

楓：オレは家族のいる時は部屋の中で自由にしていられるけど、家族がいない時は小さなケージの中でお留守番している。
寝ている時間が長いから少し退屈だけど我慢できる。

でも、もっと動きたいんんだ！遊びたいんだ！沢山走って、沢山ジャンプして、雫姉と遊びたい！

のに、未だに雫姉とは打ち解けていないんだ。
いつも避けられて、それに我慢できなくてオレは飛びかかっているがめっちゃ怒られる。雫姉に怒られる前にスノウフの怒りの声が聞こえてくるのもちょっと怖い。

オレはもう少し遊びたいんだ。生まれて約10ヶ月たった。まだまだオレの身体能力は開花する。
だから訓練は怠らない予定だ。
オレは野生動物並みの身体能力〜♪
オレは王子様〜♪
イケメン〜♪
カメラ目線も得意♪モデルにもなれる♪
ふっふっふ♡

スノウフ：ありがとうございます♪
王子様なんて、羨ましいです♪雫ちゃんのナイトにもなれるように頑張ってください！
これからも楽しみに成長を見続けます。
では雫ちゃんは楓くんが来てからどのように生活が変わりましたか？

雫：・・・・・・・まず、私は言いたい。私の穏やかな日常はどこにいったのかちら？
楓坊主が来る前の今までの私の穏やかな表情を見て。

それなのに今の私の疲れ切った姿を見て。

スノウフ、あなたはこの表情の変化に何を思うの？？？？？？？？
私は思った、私の穏やかな日常は終わったと。最初は絶望だったわ。
今だって、ゆっくり眠りたいし、たまには家族に甘えたいのに、それが出来なくなってしまった。


今、甘えればいいじゃないと思ったわね？
それができれば苦労はしないわ。甘えたらすぐに楓坊主が私のもとに来て邪魔をする。寝ているだけでも邪魔をする。歩いているだけでも後をつけられる。

私の穏やかな日常はどこにいったの？


私も自問自答しているわ。まだ悟りを開けないの。
必死で、家族に抵抗しているわ。その甲斐あって、夜は、楓坊主とは違うお部屋に連れて行ってもらうこともあるわ。毎日ではないけれど。

この生活になれるにはもう少し時間がかかるわ。

スノウフ：ああ、インタビューありがとうございます。
雫ちゃんの苦悩をひしひしと感じます。いつも、ありがとうございます。ありがとうございます。
それ以外に言えることがありません。もう少し楓くんが大人になってくれることを願うことしかできません。
最近は美味しいお菓子を増やすようにさせていただきました。
今はそれしかできませんが、どうかご勘弁を。

雫：悟りを開くにはまだ時間がかかる。。。お菓子は嬉しいけれど、それで私を宥めようとしても私はまだ整理できていないの。
もう少し時間が必要なの。

スノウフ：分かりました。待ちます。無理に仲良くしてもらおうとは思っていません。ただ同じ空間にいるのでどうか、それだけはお許しください。。。。。よろしくお願いいたします。

雫：ええ。

スノウフ：では、楓くん。そんな雫ちゃんの気持ちを少し知ってしまいましたが、どう思いますか？

楓：・・・・雫姉、大好きです。


それだけは知っていてください。ナイトにはまだなれませんがもう少し訓練したら、きっとなれると思います。その時はどうかオレを認めてください。よろしくお願いいたちましゅ。

スノウフ：本日はここまでとさせていただきます。年も離れていることから中々打ち解けることはありませんが、家族です。これからも成長を見続けていきたいと思います。

読んでくださった方、ありがとうございました。
たまにはブログで楓くんと雫ちゃんの写真をアップしていこうと思います。